《ならや杉本会 文化サロン》要予約
「深」文人文化の喫茶 小川流煎茶七世後楽お家元とともに 2020年2/1(土)≪終了しました≫

杉本家住宅 築150年記念企画。

「ならや杉本会 文化サロン」は、京呉服商であった杉本家に残る京文化や町家のくらしを様々な講座を通してもっと身近に体験していただくためのサロンです。杉本家保存会の維持会員には参加費の割引などの優待があります。

この企画は、来年2020年5月15日(旧暦4月23日)に同住宅が築150年を迎えることを記念し、より多くの方に京町家に親しんでいただきながら、文化財を守る心を育むことを目的に開催されるもの。料理研究家で杉本家10代目当主の杉本節子による「おばんざいの会」や、杉本家に伝わる古文書から杉本家の歴史を紐解く企画、小川流煎茶とともに文人文化にスポットを当てる企画、杉本家に伝わる暮らしの道具にスポットを当てる企画など、「食」「学」「深」「触」の4つの切り口から、全12企画を通して杉本家の古の日常を探ります 。

「深」文人文化の喫茶  小川流煎茶 七世後楽お家元とともに

小川流煎茶 茶のひとしずく
小川流七世家元
小川後楽氏

小川流煎茶は、江戸後期に小川可進(1786-1855)が始めた流儀です。

四季の移り変わりといった自然界の諸条件や茶の本質的な究明に基づいて、独特の煎法が創造されました。その風雅な煎法には多くの京洛の貴紳も関心を寄せ、近衛忠熙公、一条忠香公それに岩倉具視公なども愛好、また青木木米や頼山陽など交友のあった文人も多く、近代的な思想を持った新しい煎茶家の姿がうまれました。今回は小川流の煎茶法の中から「玉露」・「香煎」・「番茶」の手前とあわせ、文人喫茶の世界をご堪能いただけるよう特別な趣向をこらしたサロンです。

第1回

「本の日」にちなみ

「和綴じ本と小川流煎茶を楽しむ」(玉露手前)

11月1日(金)

終了しました

第2回

文人の世界に遊ぶ  

「果物飾り、揮毫を楽しむ」(香煎手前)

12月1日(日)

終了しました

第3回

寒い時期に嬉しい

「焙じる茶のひと時」(火鉢で炙るおせんべいと番茶手前)

2月1日(土)

終了しました

参加料(各回) 会員:5000円
一般:8000円
申込み 公益財団法人奈良屋記念杉本家保存会(TEL:075-344-5724)までお申し込みください
定員 10名