京都女子大学×杉本家住宅「KOMEGLAキャンパス」2020年11月4日開所式を開催
2020年、創基100周年を迎える京都女子大学と、築150周年の杉本家住宅が連携し、杉本家住宅の旧米蔵を活用する「KOMEGLAキャンパス」をスタートします。
京都女子大学とは浄土真宗本願寺派の信仰を一にしており、さらにフランス文学者 故杉本秀太郎(杉本家9代目)が京都女子大学で教鞭を執ったご縁もあり、かねてより京都女子大学主催の京町家特別連携講座にて杉本家住宅を活かす活動を進めてまいりました。
今回「京都女子大学 杉本家 KOMEGLAキャンパス」としてスタートする旧米蔵は、主屋の東側にあり明治12年までに建造された建築物とみられています。国庫補助および多くの方々からの寄附金支援により、2017年より一年半にわたり修復工事が行われ安全な環境が整ったことから学舎として活かせることとなりました。
2020年11月4日、京都女子大学および杉本家住宅の関係者が報道関係の皆様をお招きし開所式を行いました。「京都女子大学 杉本家 KOMEGLAキャンパス」は、この京都の商家の歴史を刻んだ場所を現場に、街中フィールドワークの拠点やゼミ、成果発表の展示など、新しい時代を担う同大学の学生の学びの場所として活用される予定です。